復興航空、北海道4都市に直行便運航、釧路市より功績を称えられる

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厳寒の北海道で 丹頂鶴
冬の釧路湿原を走る蒸気機関車
冬の摩周湖

釧路空港、旭川空港では唯一の国際線定期便運航エアライン 
 台湾の復興航空は今年、台北(桃園)-札幌、函館、釧路、旭川線と定期便を相次いで開設し、現在北海道で最も多くの定期便を運航する外国航空会社となっている。また釧路と旭川では唯一の定期便が就航する外国籍の航空会社となった。
釧路市の小松正明副市長は、初の釧路空港就航の外国航空会社として復興航空に感謝の意を表した。また、北海道の多くの空港に定期便を就航させて台日双方の交流、釧路そして北海道の観光に最も貢献してくれた外国の航空会社として同社を褒め称えた。
 小松副市長によると、釧路空港の外国人旅客は今年4月~9月で23,000人あまり、うち台湾からの旅客(同社便を利用)が10,500人あまり、約46%が復興航空によるものとした。
 復興航空によると、北海道の大自然は天気が涼しくさわやかな夏も魅力的だが、なかでも冬の釧路は日本の丹頂鶴が見られ、釧路湿原、摩周湖、阿寒湖、カニの中では最高の北海道の毛ガニ、釧路名物炉辺焼き、さらに北海道の自然に育まれて作られた牛乳やミルクアイスクリーム、雪景色を見ながらの温泉もあり、釧路原住民による踊りや手作りの手芸品など魅力が満載という。何よりも雪が珍しい台湾人にとって、夏だけでなく、冬の北海道、そして釧路の観光需要が期待できるとしている。同社で台湾旅客に対して、北緯43度の釧路の大自然の中で貴重な体験をしてほしいと冬の北海道・釧路観光を推奨している。
 また、復興航空が11月末に受領した同社初の大型機A330-300型機(2クラス編成300席)はまもなく札幌線に投入されることになっている。
【写真提供;復興航空台北本社  公共關係室】