台湾から50社が来日!!第76回 東京 インターナショナル・ギフト・ショーに台湾から50社出展

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株式会社ビジネスガイド社が主催する「第76回 東京 インターナショナル・ギフト・ショー秋2013」が、「アクティブなライフスタイルを楽しむアウトドアリビング」をテーマに盛大に開催された。会期は2013年9月4日~6日まで。会場は東京ビッグサイトだった。

台湾パビリオン
台湾パビリオン

同ギフト・ショーは、実取引が期待できる商談

重視のトレードショーで、出展企業は、2534社(これには、海外23の国と地域からの552社が含まれる)、いずれも消費財関連業界の国内メーカー・輸入商社・アジア・欧米メーカー。生活者のライフスタイルに応じた新製品を主体に展示。その製品の種類の豊富さでは他の見本市の追随を許さないほど。来場見込みは20万人に上った。台湾企業は50社が出展し、東第3ホールなど、台湾パビリオンには大勢のバイヤーが行き交っていた。

楊千僾さん(右)
楊千僾さん(右)

1986年設立、台湾彰化県の「AIM Intensive Textiles IND., COPR」は、手袋・帽子・マフラー・ホームソックスなど、ニット産品の製造メーカーとして、日本や欧米に取引先を多く持つ。楊千僾さんに話を聞いた。

「今回で4回目。お客様も増えています。主な製品はニットのグローブや帽子。一番の人気種商品はこのグローブです。内側が温かく気持ちいいですよ。日本とヨーロッパに輸出しています。暇がなくて他のブースを見る時間はありませんが、長年のお客様の相手をするほうが大事です」

陳秀敏さん
陳秀敏さん

「GADY’S CO.,LTD」は台南の縫製メーカー。縫製できるものならなんでも作るという。会社としては今回で4回目の出展。国際業務部担当の陳秀敏さんに聞いた。

「今回は、バッグやカメラケース、タブレット入れなどを持ってきました。機能性の高い、新素材を使った新しいデザインの製品を展示しています。輸出品のうちの60%が日本、30%が欧米、10%が貿易会社経由です。欧米向けバッグなどはすべてベトナムの工場で生産しています。200人の従業員規模です」

事前にメールで取引先に連絡して、来場を促し、新しいお客には台湾に帰国してから興味をもってくれた製品を送り、値段交渉を行い、契約にもって行きたいという。中国メーカーと競争が激しく、厳しいという。

CEOの謝定豪さん
CEOの謝定豪さん

新北市から初出展した「DING HAO TECHNOLOGY LTD」はユニークな製品で勝負をかける。環境保護を意識した伝言録音機器、ペン・ケース、真珠や宝石ケースなどを製造している。CEOの謝定豪さんに聞いた。

「世界初の新製品をこの日本で最初に販売して、ここから世界に向けて展開できればと思います。このパンの形をした伝言録音機器は、背後にマグネットが入っていますので過程では冷蔵庫、オフィスではホワイトボードに貼りつけてもらうといいですね。今回の目標は、1軒、もしくは2件の貿易会社と面識ができて契約が結べればベストです」

商談会の成果は確実にあるようだ。