亜東親善協会が平成26年新春互礼会を盛大に開催

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会場の様子
会場の様子

社団法人亜東親善協会は、2月12日、都内で恒例の「平成26年新春互礼会」を開催した。司会は理事の赤松則宏氏だった。

山本順三副会長(参議院議員)
山本順三副会長(参議院議員)
大江会長夫妻より玉澤名誉会長に記念品と花束が贈られた
大江会長夫妻より玉澤名誉会長に記念品と花束が贈られた

冒頭、玉澤徳一郎亜東親善協会名誉会長(元衆議院議員)が昨年11月、旭日大綬章を受章したことが報告され、呼応して山本順三副会長(参議院議員)が挨拶した。山本副会長は、「玉澤名誉会長は大学のゼミの先輩、長い間部下としてお世話になった」としながら、安倍政権の行く末に若干の不安感を感じている人がいるとすれば、「政権が間違った方向に行きかけた時、それは違うと言える仲間の存在が大事。その点、玉澤先生は正しいことは正しい、間違っていることは違うと明快に語れる政治家のひとり。そして語った論拠が必ずある大先生です。ぜひ今後も安倍政権を支えていっていただきたい」と述べた。

玉澤徳一郎亜東親善協会名誉会長
玉澤徳一郎亜東親善協会名誉会長

この後、大江会長夫妻より玉澤名誉会長に記念品と花束が贈られた。これを受けて玉澤名誉会長は、「1960年の安保、70年安保、あの時に闘ってきた精神、共産主義との闘い、右翼の独裁とも戦う、自由民主主義を中心として常にやってきました。これを評価していただいたものと考えています」と力強く挨拶した。

大江康弘会長
大江康弘会長

新春互礼会の主催者として挨拶を行った大江会長は、今日あるのは玉澤名誉会長の「お引き回し」のお陰。会長時代にご指導を仰ぎ、たまたま台湾に行く回数が一番多かった私が「お前やれ」と言っていただいたからだとし、一方、選挙で議席を失った現在、理事や会員の皆様の中にはいろいろ心配の向きもあるかも知れないがと前置きし、次のように語った。

「この歴史ある伝統ある、民間の中ではもっとも大きな日台の交流会である亜東親善協会ですから、私自身やはりよりふさわしい方がおられたらという思いであります。この思いをお伝えさせていただきます。私はいつまでも会長職に恋々とするものではないということをどうか受け止めていただきたいと思います」

そして、昨年、日本のインバウンド旅行客が悲願の1000万人を達成できたのも台湾から200万人を超える皆さんが日本に駆け付けてくれたお陰ですと台湾関係者にエールを送ることを忘れなかった。

台北駐日経済文化代表処の余吉副代表
台北駐日経済文化代表処の余吉副代表
交流協会の小松道彦総務部長
交流協会の小松道彦総務部長

続いて、台北駐日経済文化代表処の余吉副代表が昨年11月に電子商取引など6つの取引が調印されたことを報告した。交流協会の小松道彦総務部長は、富士山と玉山の友好山提携など最近の主な3つの出来事を報告した。

乾杯の音頭は北海道選出の衆議院議員の伊藤良孝議員
乾杯の音頭は北海道選出の衆議院議員の伊藤良孝議員
記念写真
記念写真
台北駐日経済文化代表処からの参加者11人
台北駐日経済文化代表処からの参加者11人
張碧華副会長
張碧華副会長

乾杯の音頭は北海道選出の衆議院議員の伊藤良孝議員が取った。美味な料理に舌鼓を打ちながらの和やかな歓談が続く中、台北駐日経済文化代表処からの参加者11人の紹介が行われた。午後7時30分過ぎ、張碧華副会長の中締めで会は閉会した。

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