福岡佛光山寺で恒例の医療保健講座

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「医療保険講座」
「医療保険講座」

福岡市の福岡佛光山寺で、6月22日、「医療保険講座」が開かれ、台湾華僑2世でべふ眼科院長の陣林浩美医師が「目のお話」というテーマで講演を行った。

2012年の国際佛光会世界会員代表大会で「幸福と安楽」をテーマに掲げたことにより、国際佛光会福岡協会でも、吉沢浩毅会長の指揮の下、昨年から医療保健講座を開催している。九州の華僑医師に依頼し、福岡佛光山寺で、これまでに皮膚科、耳鼻咽喉科、鍼灸科、産婦人科、東洋医学科、整形外科等の講座を数多く開催してきた。

陣林浩美醫師はパワーポイントを使用し、目の構造や病気(外面:麦粒腫、アレルギー性結膜炎、流行性角結膜炎、アトピー性結膜炎、角膜炎、内面:白内障、網膜剥離、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症、緑内障)の治療および保健知識について分かりやすく解説した。

視覚異常と視力回復の治療について、続いてドライアイの原因とその予防法については「目を休ませる、目のまわりをマッサージする、温パック、冷パックなどが効果的」詳細な説明を加えていった。また、「白内障でかすんで見える、まぶしくなる、明るいところで見えにくい、一時的にしか近くが見えやすくならない、眼鏡が合わなくなる、といったの症状がみられる場合にはすぐに医師の診察を受けるべきだ」と促した。

その他、医師の診察を受けるべきとして下記の症状を上げた。網膜剥離:飛蚊症、視野欠損、光視症、視力低下。糖尿病網膜症:網膜出血。加齢黄斑変性症:変視症、中心暗点。緑内障:視野狭窄、高眼圧症。

講座終了後、参加者は積極的に陣林医師に質問をしており、目の重要性、早期発見、早期治療への関心への高さをうかがわせた。

真剣な表情の参加者
真剣な表情の参加者

国際佛光会福岡協会では「多くの華僑医師による協力のもと、医療保健講座を開催することが出来ている。この講座により、九州在住の華僑やそれ以外の人々の交流ができ、参加者達が保健知識を身に付けることで『幸福と安楽』を得られるのではないだろうか」としている。次回の医療保健講座は、10月26日午後2時から開催される予定だ。

参加者たち
参加者たち

 

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