九州台湾商工会が忘年会開催

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九州台湾商工会(会長:頼 玉汝氏)は11月28日、ANAクラウンプラザホテル福岡にて忘年会を開催した。

同会には、山口県から九州・沖縄に至る広い地域から同胞と「台湾大好き人間」の72人が参加し、今年1年の活動を振り返るとともに、来年への決意を新たにした。

開始に先立って挨拶に立った台北駐福岡経済文化弁事処の戎 義俊処長は、4年前に発足した「福岡台湾商工会」が頼会長の就任と「九州台湾商工会」への改名によって守備範囲が広がったことへの祝意を述べた。

台北駐福岡経済文化弁事処の戎 義俊処長
台北駐福岡経済文化弁事処の戎 義俊処長

また、一昨年58億米ドルだった九州~台湾の貿易総額が、昨年は63億米ドルに伸び、今年は更に拡大するものと確信していると語り、九州台湾商工会が果たす役割に大きい期待を表明した。

これを受けて頼会長が、東京、関西、琉球、横浜、千葉、九州にある台湾商工会が一致団結して日本台湾商工連合総会としてまとまったこと、そして、ここを基盤にしてアジアと世界の台湾商工会が各国の文化を理解しながら新たなビジネスチャンスを見つけるための情報を共有しつつあることを報告し、その中で、微力ながら今後とも当会の発展に努めてゆきたいとの決意を表明した。

また、僑務委員の新垣旬子氏と琉球台灣商工協會の吳 啟源會長は「ここにいる皆が頼会長を助け、九州と台湾の結びつきを強くしよう」と訴え、会場の大きい拍手を受けた。

僑務委員の新垣旬子氏
僑務委員の新垣旬子氏

次いで会場は胡弓と琵琶の美しい音色に包まれ、その中で頼会長と山口中華總會長の大倉睦子氏が「雨夜花」を合唱した。

音楽の後は、豪華な景品を目指したクイズやジャンケンゲームで交流を深め、最後に留学生達が歌う「朋友」に合わせて、会場の全員が手をつなぎ、肩を組んで歌い「来年も頑張ろう!」の声とともに閉会した。

会場の様子
会場の様子

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