「台湾語ポップス黄金時代のSP盤を蓄音機で聴こう!」

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台湾と日本が共に作った最初のポップスの素晴らしさを日本に紹介(提供:林太崴氏)
台湾と日本が共に作った最初のポップスの素晴らしさを日本に紹介(提供:林太崴氏)

トーク・イベント「台湾語ポップス黄金時代のSP盤を蓄音機で聴こう!」が6月14日、台湾文化センターで開催される(19:00~21:00)。入場は無料。ナビゲーターは関谷元子(音楽評論家)、ゲストスピーカーは朱頭皮(ミュージシャン)、林太崴(音楽学者)が務め、台湾と日本が共に作った最初のポップスの素晴らしさを日本に紹介する。エミール・ベルリナーというドイツ系アメリカ人が発明した円盤型のレコード・SP盤と同時に世界に広まって言ったポピュラー音楽。そして台湾のポップスの第1号といわれるのが1929年の「烏猫行進曲」、32年には、上海映画の宣伝曲が台湾の隅々まで鳴り響き、当時日本のレコード会社、コロムビアを初め様々な会社が台湾に支社を置き、これらSP盤を発売した。そして台湾語ポップスは黄金時代を迎えた。日本統治時代の1930年代を中心とした台湾語のポップスからは、台湾人の素晴らしい創造性が感じられる。今回は、その時代の音楽の貴重なSP盤を蓄音機で聴きながら、ゲストスピーカーがこの時代の音楽について語る。

 

問い合わせ→台湾文化センター Tel:03-6206-6695