東京タワー台湾祭2017開幕

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「東京タワー台湾祭 2017」

「東京タワー台湾祭 2017」が3月18日から3月20日までの3日間、東京タワー(東京都港区芝公園)の屋外特設会場で開催中だ。会場には、担仔麺、台湾麺線、湯圓、魯肉飯、マンゴーかき氷、葱油餅、タピオカミルクティーといった台湾夜市で人気の屋台グルメが並ぶほか、ステージでは台湾に縁のあるアーティストなどのパフォーマンスも行われている。

台湾グルメの店舗には長蛇の列が

屋外で行われている同イベントは、日本人に絶大の人気を誇る台湾観光地「九份」の雰囲気を模しており、天井には赤提灯が飾られている。また、21時頃まで開催中であり、夜には赤提灯と東京タワーのライトアップという絶妙なコラボレーションを楽しめる。

物販ブース

初日の18日にはステージで開幕式が行われ、駐日経済文化代表処の謝長廷代表のほか、日本電波塔株式会社の取締役執行役員で観光本部長の吉成二男氏、木更津市の渡邊芳邦市長、主催者である詹徳薫氏(日本中華聯合總會名誉会長)らが出席し、鏡開きを行った。

鏡開きの様子
主催者である詹徳薫氏(日本中華聯合總會名誉会長)

謝代表は挨拶で、近年密接な関係を着実に築いていっている日台関係を説明した上で、現在各地で行われる台湾のお祭りについて、「日本人に台湾を理解して頂く上で重要な活動である」とし、各地でお祭りを主催する在日台湾華僑らに対し感謝の意を伝えた。

駐日経済文化代表処の謝長廷代表

また、吉成部長は、東京タワーで台湾祭りを開催する事について喜びのコメントをしたほか、今後も毎年東京タワーで開催して欲しいとの希望も伝えた。なお、吉成部長は先日家族で台湾を訪れ、実際に「九份」の雰囲気を体験してきたという。吉成部長は、「東京タワーの台湾祭も、初日の今日はおかげさまで多勢の方にお越し頂き、賑わう九份の雰囲気を充分に感じられると思う」と話していた。

日本電波塔株式会社の取締役執行役員で観光本部長の吉成二男氏

来場者は日本人の他、台湾や香港、さらには観光で訪れている欧米系の外国人旅行客の姿も多く見受けられ、日台に限らぬ多国籍の文化交流が行われていた。

 

獅子舞も!

 

◆「東京タワー台湾祭2017」

名称:東京タワー台湾祭2017

日程:2017年3月18日(土)~3月20日(月・祝)

時間:11:00~21:00 ※3月20日は20:00まで

場所:東京タワー 1階正面玄関前広場 屋外特設会場