日台共同制作ドラマの同時放送が開始

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「路~台湾エクスプレス~」のスチール写真(写真提供:中央社、公共テレビ)

台湾の公共テレビ(公視)と日本放送協会(NHK)が共同制作したドラマ「路~台湾エクスプレス~」が5月16日より、日台で放送開始される。吉田修一氏の小説を原作にして制作した本作は、台湾高速鉄道の建設プロジェクトを背景に日本人と台湾人の心の絆を描いた内容となっている。撮影は台湾の各地で行われた。

主演は新幹線建設チームの一員として台湾に赴任した日本の商社社員「春香」を演じる日本人女優の波瑠さん。相手役は、春香が大学時代に初めて台湾を訪れた際に出会った思い出の台湾人男性エリックを演じた、人気アイドルグループ「フェイルンハイ」(飛輪海)出身のアーロン(炎亞綸)さん。このほか、日本からは井浦新、寺脇康文、高橋長英、台湾からはシャオ・ユーウェイ(邵雨薇)、ヤン・リエ(楊烈)、リン・メイシュウ(林美秀)らが出演する。

演出はNHKの松浦善之助氏、脚本は大河ドラマ「篤姫」を手掛けた田渕久美子さんが担当する。音楽はピアニストの清塚信也氏。放送は5月16日から、日本ではNHK総合などで毎週土曜午後9時、台湾では公視で毎週土曜午後9時(日本時間同午後10時)で全3回。

なお、台湾では放送終了後、動画配信サービス「CATCHPLAY+」や「LINE TV」で当日中に配信開始されるほか、全話終了後には「MOD」や「myVideo」でも配信される。