釧路日台親善協会が台湾のWHO加盟TPP参加を支持

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決議書は小船井会長が粘処長に手渡した。

釧路日台親善協会(小船井修一会長)はこのほど、台湾の世界保健機関(WHO)加盟と環太平洋経済連携協定(TPP)参加を支持する決議を過半数以上の賛成で採択した。この決議書を11月10日に釧路市(蝦名大也市長)を訪れた台北駐日経済文化代表処札幌分処の粘信士処長に手渡した。

 同協会は10月、全会員宛てに書面による打診を行い、過半数以上が賛成の意思表示をした事から協会の総意として決議したもの。決議書は小船井会長が「今後の支援を約束する」と読み上げ、粘処長に手渡した。

歓迎会の記念撮影

粘処長は今年7月に札幌分処に着任したため、挨拶を兼ねて11月10日に釧路市を表敬訪問した。その際に決議書が手渡され、その後歓迎会も開かれた。小船井会長は「釧路と台湾はタンチョウなどさまざまな分野で関係が深い。これからも交流を深めるため早期に往来を再開したい」と話し、粘処長は「釧路は蝦名市長指導の下、官民一体で台湾との交流を支持、支援してくれている。道内の親善団体の中で釧路はナンバーワン」と話した。