陳総指揮官「日台間のトラベルバブルが協議中」と発表

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日本の新型コロナウイルス感染者数が減少を受け、台湾中央防疫センターの陳時中・総指揮官は11月5日の記者会見で、日台間の観光往来再開の枠組「トラベルバブル」について「双方の窓口機関を通じて積極的に協議している」と明らかにした。台湾は現在、パラオの間で「トラベルバブル」を実施している。

日本では先月から感染者数が減少し、緊急事態宣言の発令が解除された。これを受け、新型コロナウイルスの国内感染が落ち着いた台湾では、台湾とパラオの間で実施されている「トラベルバブル」を日台間にも適用する声が上がった。

これに対し、台湾中央防疫センターの陳時中・総指揮官は5日の定例記者会見で、地元メディアの質問に対し「双方の窓口機関を通じて積極的に協議している」と答えた。また日本の感染者数の減少について、陳氏は「いい現象だ」と評価した。

台湾とパラオの間では、4月1日から「トラベルバブル」が発足し、パラオのスランゲル・ウィップス大統領ご夫婦は3月28日に台湾訪問をし「トラベルバブル」をアピールした。