台湾観光協会が東京駅で「台湾に来て」とPR

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東京駅のイベントスペースで観光PRをする鄭所長

 台湾観光協会東京事務所(鄭憶萍所長)は7月15日、日本旅行業協会(JATA)が主催する「海外旅行再開プロジェクト」に参加し、JR東京駅八重洲口のイベントスペースで、「海外旅行再開宣言」と書かれた団扇(うちわ)などを配りながら、台湾への旅行を呼び掛けた。

 このプロジェクトは、「行こう! 世界が元気になる旅」をキャッチフレーズに日本の大手旅行会社10社、世界の航空会社23社に加え、台湾観光協会など各国の観光協会17などが集結し、コロナ禍で激減した海外旅行の需要喚起をめざす。JATAはこの日、東京のほか、札幌、仙台、名古屋、大阪など計8か所で、街頭でのプロモーションを行った。これからコロナ禍で旅行を控えていた老若男女に再び海外旅行を検討してもらうため、旅行会社が中心となってアウトバウンド全体の営業活動を強化する。

そろいの法被姿で観光PRをする台湾観光協会東京事務所スタッフ

 鄭所長ら東京事務所スタッフは、そろいの赤い法被を着て、団扇、イラスト入りマスク、クリアファイル、台北&基隆ガイドマップの入った袋を手渡しながら、台湾旅行をPRした。

 都内の大学に通う女性(21)はグッズを受け取りながら、「大学で中国語を勉強しているので、台湾に行ってみたい。早くコロナ禍を抜け出し、台湾への旅行を解禁してほしい」と話していた。グッズを受け取った人たちは台湾旅行への関心が高く、グッズ配布のスタッフらは手ごたえを感じていた。