台北ランタンフェス 日本からは約20の県市などが出展 観光をPR 

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名古屋城が目立つ名古屋市の展示

台北市で年に一度のビッグイベント「台湾ランタンフェスティバル in 台北2023」が2月5日から19日まで開催された。日没ごろから午後10時ごろまでランタン、光のアート作品が点灯され、家族連れなどでにぎわった。期間中、のべ1256万人の来場があったと発表された。今回のフェスティバルには、日本から約20の県市などが出展した。

 日本からは札幌市、名古屋市、青森県、茨城県、島根県、高知県、香川県、佐賀県、近鉄グループなど約20の自治体、企業が、それぞれ観光スポットや特産品などを強調したランタン作品を出展した。ランタンフェス会場の一つになっている国父記念館の一画に集められ、来場者に観光PRをした。

台北でのランタンフェスティバル、日本からの出展も存在感を出していた

 名古屋市のランタン展示は、名古屋城をモチーフにしたもの。ある40代の男性は「4、5年前に名古屋城に行ったので懐かしい。コロナ禍で止まっていた日本観光が再開されたので、また日本に行きたい」などと話しながら、スマホで撮影していた。

 また、開幕日の5日には北海道、名古屋市、三重県、高知県のヨサコイ踊り団体が、台北市役所前でパフォーマンスを繰り広げ、観客を沸かせていた。

 来年は台南市で開催される。