「全日本頼清徳後援会」結成大会 7月29日に都内で開催 全日本台湾連合会

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今年3月、民進党の予備選挙に出馬表明した際の頼清徳氏(写真:頼清徳SNS)

日本で活動している台湾民間団体の連合組織である「全日本台湾連合会(全台連)」は、来年1月の台湾総統選挙で民進党公認候補の頼清徳・現副総統を応援するため、「全日本頼清徳後援会」を立ち上げることになり、7月29日に東京都内で結成大会を開催する。参加者を募集している。全台連の趙中正会長によると、結成大会には頼氏本人がリモート(オンライン)で参加する予定のほか、台湾から民進党の立法委員(国会議員)ら要人も出席するという。

頼清徳候補を応援すると決めたと語る趙中正会長

 総統選は民進党の頼氏のほか、国民党から侯友宜・新北市長民衆党から柯文哲・前台北市長が立候補を決めており、事実上、3候補の争いになっている。

 全台連は「人柄や政治的経験からみても頼氏が総統にふさわしいことは間違いない」などと頼候補を応援する理由を説明している。趙会長は「いろいろな意見があったが、じっくり考えたうえで常務理事会と相談して頼候補を応援することに決めた民進党の政権を(他党に)奪われてはならない」などと語った。

 結成大会は7月29日午後2時~4時、東京都千代田区の日本記者クラブ10階大ホールで行う。大会終了後、同じフロアにあるレストランで懇親会が開かれる。会費1万円(学生無料)。定員先着150人。7月25日午後3時までに申し込む。詳細は全日本台湾連合会のツイッター( https://twitter.com/ajtu_info )で。問い合わせはメール( ajtu.info@gmail.com )で。