TSMC初の日本国内工場「JASM」の開所式開催、岸田首相が第2工場財政支援を表明

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世界最大の半導体受託生産会社(ファウンドリー)であるTSMCの製造子会社であるJapan Advanced Semiconductor Manufacturing(以下、JASM)は2024年2月24日、熊本県菊陽町に位置する熊本第一工場の開所式を開催。岸田文雄首相も式典にビデオメッセージを寄せ「政府が引き続き(半導体の)予算、税制、規制改革などの支援策をスピーディーに実行する」などと述べ、第2工場への財政支援を表明したほか、斎藤健経済産業相は補助額が最大7320億円になると明らかにした。
なお、TSMC創業者の張忠謀(モリス・チャン)氏も出席し、あいさつで米テキサス・インスツルメンツの副社長時代に日本でソニーG創業者の盛田昭夫氏と会った時のエピソードを披露しながら、熊本工場が「日本における半導体製造のルネサンスになることを期待している」と語った。
開所式にはほかに、TSMC会長のMark Liu氏、CEOのC.C. Wei氏、熊本県知事の蒲島郁夫氏、JASMの設立に参加した重要なパートナーの代表として、ソニーグループ半導体ソリューションズ株式会社の会長兼CEOである吉田憲一郎、デンソー株式会社の社長兼COOである林新之助、およびトヨタ自動車株式会社の代表取締役会長の豊田章男、建設パートナーの代表取締役社長である鹿島建設株式会社の天野裕正も参加した。
 JASMには、TSMCが約86.5%、ソニーセミコンダクタソリューションズが約6.0%、デンソーが約5.5%、トヨタが約2.0%出資しており、TSMC初の日本国内工場。すでに第二工場の建設も発表されており、2027年末までの稼働開始を目指すとしている。