秋田で中華民国115年国慶節祝賀会 東北6県の僑胞が集い台日友好深める

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秋田県中華総会(又井公久会長)は10月31日、中華民国(台湾)115年国慶節祝賀会を秋田市内で開催した。東北6県の僑胞や台日関係者が集い、国慶節を祝うとともに、地域交流の発展と次世代への友好の継承を願った。

又井公久会長

会場には台北駐日経済文化代表,処の李逸洋代表(大使に相当)夫妻、鈴木健太秋田県知事、村岡敏英衆議院議員、田口知明仙北市長、日本中華聯合總會の羅鴻健総会長、秋田商工会議所の辻良之会頭、日華親善協会の穂積志理事相談役らが参加した。

李逸洋大使

会の冒頭には、台湾出身で秋田湯沢・湯乃華の芸妓として活動する風美華さんが芸を披露。続いて東北6県の記録映像が上映され、これまでの歩みを振り返った。


台湾出身で秋田湯沢・湯乃華の芸妓として活動する風美華さんが芸を披露

又井会長は挨拶で「東北各県の持ち回りによる交流の中で、今年は秋田で国慶節祝賀会を開催できました。過去に父に連れられて僑界の集まりに参加していた経緯もあり、2009年に台湾で参加した研修が自身の転機になりました。台湾の歴史を学び、同世代の仲間と出会ったことで僑界への関心が深まり、その後の活動につながりました」と感謝の意を表した。

李大使は、広い東北地域から僑胞が一堂に集う意義に触れ「各県の僑団が台湾と日本を結ぶ橋渡し役を担っています。台湾の経済発展や台湾人旅行者と東北地域は深い結びつきがあります。長年にわたり築かれてきた友情が次の世代にも受け継がれることを期待します。日本社会に根ざしながら台日関係を支える僑胞の尽力にも謝意します」と述べた。


鈴木健太秋田県知事

鈴木知事と又井会長は同年齢で、商工会議所青年部で出会って以来「秋田はもっと良くなるという思いを共有してきました」と紹介。自身の政治活動を長年支えてくれたことに感謝した。その上で「秋田の豊かな観光資源を台湾に届け、双方向の往来を増やしたい」と述べ、東北各県が連携した周遊観光の推進に期待した。


左から村岡敏英衆議院議員、日本中華聯合總會の羅鴻健総会長、田口知明仙北市長

村岡議員は、父の代から続く台湾との交流を、ユーモアを交えて紹介。玉川温泉と北投温泉、由利高原鉄道と台湾の平渓線など、秋田と台湾を結ぶつながりに触れ、訪台時に「台湾と日本の永遠の友情」と記して天燈を飛ばした経験を語り「今後も地方同士の交流を深めていきたい」と述べた。

羅総会長は「台日交流の拡大とともに、台湾の国際会議への参加を日本各界から後押ししてほしい」と呼びかけ、今年設立10周年を迎えた日本中華聯合總會青年部に触れ「第2代青年部会長を務めた又井会長の経験と実行力を評価します」と述べ、さらに今回の開催を支えた関係者を労った。

華僑たちと李大使の記念撮影

その後、記念品贈呈に続いて田口知明仙北市長が乾杯の挨拶に立った。自らを秋田県内の市町村長の中で「台湾担当」とユーモラスに称し、度重なる訪台や温泉、姉妹湖を通じた交流を紹介。台湾と日本の一層の友好を願い、出席者とともに杯を掲げた。