【熊本発・台湾新聞】台湾国際美食創新交流協会はこのほど、今年4月に実施した「熊本分会設立」を機に、社会福祉法人熊本県ひとり親家庭福祉協議会へ台湾総会(何淑子総会長)の日本分会・熊本分会(ともに錢妙玲総会長)と共同で200万円相当のお菓子を寄贈した。子ども食堂やひとり親家庭の子どもたち向けに、台湾からの温かな思いを届けた。

贈呈式も行われ、熊本県子ども家庭福祉課の猿渡正則課長、同協議会の菊住幸枝会長らが出席。同課の金丸文彦主幹兼班長が司会を務めた。お菓子のほか、子どもたちに向けたかわいらしいペンも贈られた。

猿渡課長は寄贈に感謝の意を表し「熊本県内には200を超える子ども食堂があります。それぞれの子ども食堂で有効に活用し、ひとり親家庭にもお届けしたいと考えています。子どもたちもきっと喜んでくれると思います」と挨拶。熊本分会の設立を歓迎し、食の分野で同協会と県内の子ども食堂との連携が進むことに期待を寄せた。

菊住会長も、子ども食堂を利用するひとり親家庭の子どもたちへお菓子を届けられることを喜び、支援に感謝した。また、交流の中では奨学金の必要性にも言及。「毎月3万円、年間36万円で、優秀な学生1人の学びを支えられる一方、現在の採用枠は6人にとどまり、毎回50~100人ほどの申し込みがある。支援を必要とする学生が多くいます」と現状を伝えた。
錢会長は、熊本で事業に取り組む中で、熊本電鉄の中島敬高前社長や木村敬知事をはじめ、多くの人々から温かい支援を受けてきたことに触れ「熊本で安心して仕事に取り組めることに感謝し、この地域に少しでも恩返しをしたいと考えてきました。今回、台湾の皆さんの愛と関心を、子どもたちやひとり親家庭へ届ける機会をいただき、大変うれしく思います」と語った。さらに、台湾料理を通じた交流について「子どもたちに台湾料理を食べてもらうイベントなどがあれば、協会の仲間と一緒に協力したいと思います。食を通じて台湾の文化を知り、親しみを感じてもらえればうれしいです」と意欲を示した。
邱任遠副会長からは「子どもたちが放課後、お母さんのお迎えを待つ時間を利用して、簡単な台湾料理の作り方を教えることもできます。そうした機会があれば、ぜひ協会として協力させていただきたいと思います」と、料理体験を通じた支援の提案もあった。
錢会長は、これまでも台湾の小学生や日本の中学生への奨学金支援を続けてきたとし「子どもたちの未来はとても大切です。実際にお話を伺うことで、どのような支援が必要なのかが分かりました。私たちにできることを考えていきたいと思います」と述べた。
2026.11.06
















































