「台湾萬歳」完全試写会!~変らない台湾を伝えたい~

0

 

 

いかなる時代にも、海に大地に人生を捧げまっすぐに生きてきた人々の物語を描いたドキュメンタリー映画「台湾萬歳」の完全披露試写会が7月12日、台湾文化センターで行われた。同作品は、酒井充子監督が手掛けた戦後の国民党独裁時代を経て現在に至るまでの人生に焦点を当てた「台湾人生」、台湾の戦後の埋もれた時間を描き出した「台湾アンデンティティー」に続く最終章である。

「台湾萬歳」完全披露試写会 酒井充子監督(左)・奈良美智氏

舞台は台湾の原風景が色濃く残る台東県。酒井監督が、「現役で働いている人を撮りたい」と目的場所を何も定めずに台湾に赴いた際、台東県にある「成功漁港」を目にした事がきっかけだった。「台東県にしたのは本当に偶然だった」(酒井監督)。同作品は、その成功漁港を拠点に漁師として活躍しているアミ族や、伝統である狩りを大事にしているブヌン族など台東県に実在する民族である彼らの生活を密着取材し制作したドキュメンタリーとなっている。同作品の中には、台湾が1895年から1945年まで日本の統治下にあった事から、日本語を解する者も多かったり、日本人として育てられた祖父や両親によって日本語の名前がついていたりと、いまだに日本を感じさせられる場面もあり、また、日本人移民が持ち込んだ「カジキの突きん棒漁」はいまも続けられているという。

酒井監督によると、時代とともに変っていく台湾の中にもぶれない台湾があり、そのぶれずに変わらない台湾があったからこそ、激動の時代を乗り越え、今の台湾があるという事に気づいた事が同作品制作のきっかけとなったという。同作品を通じ、人々が紡いできた日々の暮らしこそが台湾にとってかけがえのない宝であり、台湾の原動力になっている事を伝えたいとしている。

なお、同作品のタイトルについてはかなりの時間を要したと話す酒井監督。「萬歳」という意味は、国民的に懸念される場合もあるが、戦前の日本統治時代や戦後を乗り切った台湾人への尊敬、そしてさまざまな人やもの、出来事を包み込んできた大自然に対する畏敬の念を表したプラスのイメージとして「萬歳」を使用したとの事。

同作品では、私たち日本人が日々生活している中で忘れつつある命への感謝や人と人との繋がりを再認識させてくれるだろう。

試写会に来た女性は、「このようなドキュメンタリーを観るのが初めてだが、今後1作目と2作目も追って観たい。台東県に足を運んでみたくなった」とコメントした。

なお、試写会終了後には同作品の酒井監督と、美術作家として世界的に評価され、台湾が大好きな奈良美智氏が登壇し台湾にまつわるトークを繰り広げた。奈良氏は酒井監督の前2作品をすでに鑑賞し、さらに映画の中に出てくる吉野村に行ったという。奈良氏は、「台湾の歴史を知れば知るほど行かなきゃ行けない場所がたくさんある」と話した。

試写会終了後のトークイベントの様子

同作品は7月22日よりポレポレ東中野にて公開ほか全国順次公開予定だ。

(2017/7/12)

東京宅建協会が訪台、台湾不動産業界と交流を図る

0

 

 

東京都宅地建物取引業協会(瀬川信義会長、以下:東京宅建協会)はこのほど訪台し6月23日、在日台湾不動産協会の錢妙玲代表理事及び史學正専務理事協力の下、台湾の新北市不動産仲介経紀商業同業公会(張世芳理事長)と交流を図った。両会の交流は初めてである。

今回16人の東京宅建協会会員が新北市不動産仲介経紀商業同業公会に表敬訪問を行い、その中で、両会相互の不動産事情や仲介産業、法律上の規定などについての意見交換も行われた。

記念撮影(左から錢妙玲代表理事、瀨川信義会長、張世芳理事長、久保田辰彥会長)

瀬川会長は、2020年東京オリンピック開催に当たり、政府が掲げる無電柱化や環境保護したスマートシティ、インフラやバリアフリー等の建設について触れたほか、日本で災害が頻繁に発生する事に対し、建築物の耐震化及び防災対策のある建物を推奨して入居者の防災や減災に対する意識を高め、日本国民に安心安全を提供していきたいとした。

なお、東京宅建協会は表敬訪問のほか、台湾デザイナーズマンションの架構及び設計を実際に参観し、台湾不動産の見識を深めた。

張理事長は意見交換終了後、東京宅建協会が経済における利益上昇に期待したほか、「台湾には投資できる項目が沢山あり、この事を多くの日本人に知ってもらい、台湾発展に貢献してほしい」と話した。一方瀬川会長は、「意見交換で出た内容を役員会で報告し、意見を出し合い、今後も台湾と親睦を深めていきたい」とコメントした。

東京都宅地建物取引業協会が新北市不動産仲介経紀商業同業公会を訪問

東京宅建協会は昭和40年に創立し、都内約1万5300人(都内不動産業者の約60%)の会員で構成され、会員は地域に密着してよりよい住まいづくりに貢献している。

(2017/7/12)

 

蓬莱米の母:末永 仁氏のご子孫に台湾からの感謝状

0

 

現在台湾で食べられている多くの米のルーツ「蓬莱米」。その開発者の一人である末永仁(すえなが めぐむ)氏に対する台湾政府からの感謝状が7月6日、台北駐福岡経済文化辦事處の戎義俊處長(総領事)から福岡県大野城市に住む孫の末永英明氏に贈呈された。

末永英明氏(右)の自宅を訪ねて戎義俊総領事(左)が感謝状を贈呈

いま台湾では、台中秈10號、台農71號、台粳16號、台南11號などの美味しい銘柄の米が出回っているが、その多くが日本統治時代に磯永吉氏と末永仁氏が10年以上の辛苦の末に開発した「蓬莱米(台中65號)」の流れを汲むものだという。そのため今も台湾の人々は磯氏を「蓬莱米の父」、末永氏を「蓬莱米の母」と呼んで尊敬と感謝の念を表している。

感謝状の贈呈にあたって戎義俊総領事は「台湾政府並びに2,300万人の国民を代表して感謝の意を伝えることが出来て心から嬉しく思います」と述べ、末永英明氏は「開発から長い年月を経ているにもかかわらず、未だにこうして感謝の気持ちを伝えていただける台湾の方々の心に感激致します。祖父もきっと喜んでいると思います」と応じた。

さらに戎総領事は末永仁氏が24歳の若さで台湾に渡り、台中の農業試験場で磯永吉氏と2人で昼夜を分かたず努力・研鑚に励んで蓬莱米の開発を成功させたこと。そして過労のために53歳の若さで亡くなったことに触れ、これこそ私利私欲を捨てて公益のために尽くす「日本精神(リップンチェンシン)」であり、台湾人が尊敬して止まぬところであると述べた。また、蓬莱米の開発以前は貧しかった台中を中心とする15万ヘクタールの土地が大穀倉地帯に変身して農村が豊かになったことに対して地元の人々はいまも末永、磯両氏を神様のように崇め慕っていること。台湾で年に三回収穫できる蓬莱米が主食以外にビール、米焼酎、清酒の主原料として日本をはじめ諸外国へ輸出され、稼いだ外貨が台湾の工業化にも寄与したことが報告された。

贈呈式に参加した福岡県会議員の加地邦雄氏、井上順吾氏、大野城市会議員の関井利夫氏からは、このような末永氏の功績を讃えて、台湾の総合科学メーカー「奇美実業グループ」の創業者 許文龍氏が三体の胸像を製作し、勤務した臺中區農業改良場、福岡県農業試験場、母校である大分県の三重総合高等学校(旧三重農業学校)に設置されたことにまつわるエピソードも披露された。

臺中區農業改良場に設置された末永 仁氏の胸像(写真提供:関井利夫氏)

贈呈式後の談話では、末永氏をはじめとする多くの日本の先人達が台湾の農業改革、教育の普及、インフラ整備、産業育成、衛生環境改善などを、武士道を道徳的規範とした日本精神で推進したことに多くの台湾人が高い評価をしていること。それにも拘らず本家本元の日本でそのような精神が薄れつつあることに対する危惧と、改めて台湾に学ぶ必要性があることが話題となった。

贈呈式に参加した人々(左から順に関井利夫氏、戎義俊総領事、加地邦雄氏、末永英明氏、井上順吾氏)

 

末永英明氏(右)に台湾の状況を説明する戎義俊総領事(左)

 

熊本を舞台にした台湾のテレビドラマ

 

熊本を舞台にした台湾のテレビドラマ「フズリナの記憶」の撮影が6月21日~29日に熊本市内の夏目漱石第三旧居、水前寺公園、八代市の日奈久温泉などで行われた。

夏目漱石第三旧居で取材に対応する王監督と出演者・関係者(写真提供:TNCプロジェクト)

ストーリーは、台湾で生まれ育ち、都市開発デザイナーとして熊本との間を往き来する主人公が、親族のいざこざに巻き込まれて熊本育ちの奥さんとの気持ちが離れていく中で、アロマを研究する別の台湾人女性に惹かれていく恋愛ドラマ。台湾と熊本を舞台に、人々が様々な葛藤を繰り広げながら、それぞれの心のつながりを求めていく物語で、台湾公共テレビ(PTS公共電視)で今秋から全12話で放送される。

主人公の祖父は「台湾に尽くした日本人」の一人として、現在も台湾で高く評価されている熊本出身の植物学者・島田弥市氏がモデル。島田氏は今や熊本を代表する柑橘類となった晩白柚(ばんぺいゆ)を台湾から日本に持ち込み、映画の中にもその果実と加工品が登場する。

熊本を代表する柑橘類に育った「晩白柚(ばんぺいゆ)」(右) ~普通のミカン(左)との大きさ比較~(写真提供:JAやつしろ)

題名の「フズリナ」は化石に残る原生動物で、その場所に刻まれてきた過去の「記憶」を象徴しており、様々な記憶が映画の中に登場する。監督の王公誠氏(ワンゴンチェン)は「人と人の関わりがこの映画のテーマ」と言う。50年に及ぶ日本統治を経験するなど、歴史的な関係が深い日本と台湾。晩白柚の話を聞いて昨年7月初めて熊本を訪れた時に「懐かしい気持ちになり、ここで撮らなくてはいけないと思った」という。また「昔からの歴史の中で、深くつながっている台湾と熊本が時を越え、ドラマの制作を通じて再び繋がろうとしている。今回のドラマ制作が熊本と台湾にとって新たな友好の礎となることを祈念してやみません」と締めくくった。

なお、ドラマは台湾では今年の秋にPTS公共電視から放送が開始されるが、日本での公開は未定。

 

美食を通じた日台交流「日本台湾祭り」大成功

0

たくさんの台湾美食を販売し日台交流を行った「日本台湾祭り」

 

臺灣新聞社(錢妙玲社主)及び台日文化交流基金(錢妙玲代表理事)主催、上野観光連盟(二木忠男会長)共催で3日間行われた「日本台湾祭り2017」が幕を閉じた。

8日に行われた閉会ステージ「縁結び大感謝祭LIVE」では、全てのステージ出演者が壇上に上がり台湾出身人気バンド「noovy」の演奏に合わせ、台湾ヒット曲「明天會更好」を熱唱し、同祭りは大成功を収めた。総合運営責任者の丹野揚一代表理事代行は閉会あいさつにおいて、同祭りを支えた大勢のボランティア、美食の提供した出店者、素敵なパフォーマンスをした出演者に感謝の意を述べたほか、「来場者の皆様には今後も日台友好交流に向け力を貸していただき、我々も頑張っていきたい」と話した。

「明天會更好」を歌う錢妙玲代表理事(右3)

なお、noovyは、「アルバム3000枚を売り切ったら日本でジャーデビュー」とのミッションを達成するため、日本でライブなどの活動を行ってきたが、同祭りでミッションが達成され、9月にメジャーデビューする事が発表された。

一方会場には、大勢の台湾美食ファンが駆けつけ、台湾ビールを飲み、美食を楽しんでいる姿が至る所で見受けられた。来場客によると、出展料理が台湾本場の味だったとし、満足している様子だった。

中には、同祭り期間中3日間とも会場に足を運んだ来場客もおり、台湾の美食は日本人のおなかに幸せを届けてくれた事を実感したとともに、美食によって強い日台関係が築かれた。

台湾美食大好きな姉妹で来場してくれました
来場客と一緒に踊る蘭陽森巴舞踊団のサンバダンス

(2017/7/9)

 

京阪神BBQ交流會 台僑子弟、在日台灣青年盛夏歡喜聯誼

全體開心合影留念。

繼去年首度舉辦廣受好評,大阪中華總會青年部7月8日再度號召京阪神各地台僑子弟、留學生以及熱愛台灣的日本青年到淀川公園烤肉交流,吸引將近70名報名參加。駐大阪辦事處僑務組長黃水益撥空前來共襄盛舉,大阪中華總會會長洪勝信、副會長蔡伸雄、理事城年德亦攜家帶眷前來與年輕世代互動。

年輕人第一次見面馬上聊開、笑聲不斷。
分工合作、和樂融融。
有酒有肉,艷陽高照也開心。
年輕人志氣相投、馬上互換聯絡方式。

當天一早青年部兵分兩路,一部分在淀川河川公園BBQ廣場設置遮陽帳篷、桌椅、炭火、準備食材,一部分在附近的西中島南方車站等候參加成員到來。全體集合後,年輕人分工合作,有的烤肉、有的準備飲料餐具,不一會馬上形成小圈圈交換聯絡方式,很難想像很多人是第一次參加,彼此第一次見面,馬上打成一片氣氛非常融洽。偶然在網上看到活動訊息報名前來的日本年輕人說,這樣的活動太好玩了,又可以認識很多台灣人。京都華僑總會青年部部長魏智弘第一次參加,他覺得這項活動有各種國籍的人,非常有趣。在語言學校念書的留學生表示,來到這裡大家都很親切,可以認識許多朋友,又可以烤肉,一舉數得。

大阪中華總會會長洪勝信(右2)鼓勵京阪神青年部代表多舉辦活動,讓關西地區台灣青年有交流的空間。(左起神戶華僑總會青年部代表潘宇、京都華僑總會青年部部長魏智弘、大阪中華總會青年部代表橋爪敦哉)

大阪中華總會青年部代表橋爪敦哉說,繼去年再度舉辦,大家踴躍報名參加,讓他確切感受到一次次的活動加深彼此的聯繫,今後將集思廣益策畫大家開心、感興趣的活動,希望大家繼續支持。

第一次參與青年部活動的大阪中華總會會長洪勝信,看到年輕人的活力、融洽,非常歡喜,他希望大家抱持輕鬆、愉快地心情來就好,不需要感覺嚴肅、也不需要有壓力。他鼓勵京阪神青年部三位代表(大阪橋爪敦哉、京都魏智弘、神戶潘宇) 持續舉辦活動,讓關西地區的台灣年輕人能有平台可以聯絡感情,總會將會給予強力支持,讓青年部無後顧之憂。

(2017/07/10  07:51)