大統領はこれまで、United Nations General Assemblyにおいて台湾の国際参加を強く訴えてきた。2021年の総会では、新型コロナウイルス対応における台湾の貢献を評価し、台湾の参加を呼びかけたほか、昨年の演説でも国連決議2758号の誤った解釈を問題視し、台湾の声を国際社会に反映させる必要性を強調した。
台湾とパラオの協力は、経済振興、インフラ整備、医療、農業、デジタル分野など多岐にわたる。医療分野ではShin Kong Wu Ho-Su Memorial Hospitalが医師団を派遣し、現地医療体制の向上に寄与している。また再生可能エネルギーや電動バス、ゼロエミッション船「ポリマ号」などの分野でも協力が進んでいる。パラオは今年、Pacific Islands Forum首脳会議の開催国となっており、地域における存在感が高まっている。ウィップス大統領は父の逝去後も、台湾との外交関係を維持する意向を改めて表明している。