台湾 来年から最低賃金引き上げへ

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 台湾の行政院労工委員会は8月9日、現行1万8780台湾元の基本賃金(最低賃金)を、来年1月1日から月額1万9047台湾元に引き上げることを決定した。また、時給は109台湾元(現行は103台湾元)に引き上げられる。これにより、企業の賃金コストは全体で約55億台湾元増える。
 
 引き上げの対象となる労働者は約179万人と推定されており、これらの労働者については、給与に連動している社会保険の保険料が引き上げられる。