抗日暴動描く台湾映画「セデック・バレ」 来春日本公開決定

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 台湾映画史上最大の歴史大作「賽德克、巴萊(セデック・バレ)」が2013年春に日本で公開されることが決定した。
 
 「賽徳克、巴莱(セデックバレ)」は、1930年10月27日に台湾の「霧社」(現在の南投県仁愛郷)で起きた日本統治時代後期最大の抗日蜂起事件を描いた作品。構想から12年、2011年の秋に台湾で公開され、数々の賞を受賞した。また、世界各国で上映されており、今年3月に開催された「第7回大阪アジアン映画祭」では、観客賞を受賞した。
 
 海外ではほぼ前後編をあわせて編集されたワールドバージョンでの公開だったが、日本では完全版(台湾オリジナルバージョン)で公開される。本作は安藤政信、田中千絵、木村祐一ら多数の日本人俳優が出演している。