1月の失業率4.16%、3カ月連続で下降

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台湾のハローワーク、「就業服務站」で求人票を見る若者
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 行政院主計処(統計局に相当)がこのほど発表した1月の失業率は前月比0.02ポイント減少の4.16%だった。これは3カ月減少となり、また昨年6月以降最低の数字を記録した。世界主要国・地域の失業率は、アメリカ7.9%、イギリス7.8%、カナダ7.0%、ドイツ5.3%、日本4.2%、香港3.4%、韓国3.0%、シンガポール1.8%となっている。
 年齢別に見ると、15~24歳は12.5%、25~44歳が4.2%、45~64歳は2.3%となっており、若年層ほど失業率が高くなっている。また学歴でみると高学歴ほど高い数字となっている。
 主計処では、失業率は改善傾向にあるもののまだ弱含みで、景気回復が本格化してくればそれにともなう労働需要が増加し、改善するだろうとしている。