南投が十大アジア新興観光地に選ばれる

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台湾有数の景勝地、日月潭も南投に位置している
台湾有数の景勝地、日月潭も南投に位置している

~ホテル予約サイト大手のアゴダ調査~
 ホテル予約サイト大手のアゴダ(Agoda.com)が6月2日に発表した「2013年度十大アジア新興観光地」の一つに台湾中部の南投県が選ばれた。同県は台湾きっての景勝地の日月潭を有し、台湾で最も水がおいしい県としても知られている。
 アゴダ社は、新興観光地の選定基準として、ホテルの所在地や利用客の感想、それに専門家の意見を参考にアジア地区の10大観光地を選出している。今年選ばれたのは、南投のほか、日本の箱根、インドネシアの秘境、タナトラジャ、歴史建築で有名なマレーシアのイポー、タイのカノン、カンボジアのクップなど。
 執行長のロブ・ロゼンスティン氏(Rob Rosenstein)は「今回選出された10大新興観光地の観光地化は非常に早く、近年世界各地から訪れた大勢の観光客を魅了している。特にこれらの都市は食べ物、文化、スポーツ、レジャーそしてショッピングなど、さまざまな魅力で訪れる観光客を満足させている」としている。続けて同氏は「南投は、風光明媚な湖、日月潭を抱えているほか、台湾最高峰の玉山や温泉、渓流と連なる山々の景観などの美景が素晴らしい」と絶賛している。
 アゴダ社では、南投は10月の秋口から1月頃までがベストシーズン。旧正月、春の清明節、秋の中秋節などは混雑のため避けたほうが無難、とアドバイスしている。