第3回日台若者交流大会が台北で開催

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超越国境の著者、安西直紀氏のスピーチz
超越国境の著者、安西直紀氏のスピーチ

 2012年11月3日、台湾・淡水で誕生した日台若者交流会(代表:安西直紀)が、11月16日、リージェント台北(晶華酒店)で約60人の出席のもと、第3回日台若者交流大会を実施した。これは今年7月に出版された「超越国境」の記念パーティーも兼ねて行われた。 パーティーは、午後0時開始。日台若者交流会代表 安西直紀氏が挨拶、次いで亜東関係協会秘書長の羅坤燦氏の祝辞と続き、乾杯の発声を台湾高座会総会長李雪峰氏が行った。

左から、日台若者交流会理事林純氏、早川夫人、亜東関係協会秘書長羅氏、安西直紀氏、台湾高座会総会長李雪峰氏、元衆議院議員早川忠孝氏、日台若者交流会理事橋本紗友里氏

安西氏は「昨年11月に誕生した日台若者交流会は、若者を中軸とした文化交流団体です。東日本大震災後の台湾の多くの人々の優しさに、日本と日本人は支えられました。我々はその恩義の気持ちを忘れるわけにはいきません。今度は我々が台湾の皆さんへ向けて、御礼をする番です。私は、その思いをペンに込めて『超越国境』を執筆いたしました。日本とアジアは共通点が多く、隣人隣国としての大切な仲間同士です。中でも、日本と台湾は特筆すべき大切な関係があります。互いの立場を認識して今よりも繋がりを深く持ち合うことが出来る『超越国境』の未来を共に生み出して行きましょう」と述べた。

歓談のなか、「超越国境」編集メンバーである林純氏、橋本紗友里氏が挨拶、台湾側の協力メンバー3人の紹介も行われた。午後1時頃には、元衆議院議員早川忠孝氏が挨拶した。最後に、体調を考慮して出席を見送った李登輝名誉会長からの祝電が披露された。午後2時、安西代表の言葉で閉会となった。

パーティーのフィナーレを飾った集合写真。横断幕は安西直紀氏直筆のもの
パーティーのフィナーレを飾った集合写真。横断幕は安西直紀氏直筆のもの

訪台団は約10名。参加者の日台の割合はちょうど半々ほど。台湾からは各大学の学生たちが参加し、日本からも訪台団のほか、台湾大学、台湾師範大学、国立政治大学などに留学する学生が参加。中には、今大会のために高雄から泊りがけで参加する日本人留学生の姿もあった。

安西代表は、週明けに台湾政府への表敬訪問や台湾国際文化創意産業博覧会への出席をするほか李登輝名誉会長とも会見が予定されている。

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