台湾人気で訪台旅行者が増え続けている。こうしたなか、２０１３年１２月３１日、過去最高となる８００万人目の旅行者が誕生した。栄誉ある“お客様”に選ばれたのは新潟からご主人と新婚旅行に訪れた女性だった。
女性は、東京発エバー航空機で１２時４３分に来台した表彩さん。突然の騒ぎにびっくりしたというが事情が判明して安堵していた。なお、表さんには観光局の劉喜臨副局長から花束が贈られたほか、今年１月２日、行政院で記念式典が行われ、観光局から５０万元（１７６万円）相当の航空券やホテル宿泊券、お土産などが贈呈された。
ところで、訪台旅行者を目的別で見ると、「観光」が最も多く、４８９万人（全体の約６８％）、出身国・地域別で見ると、１位は中国２６３万人（約３７％）、２位が日本１２８万人（同１７．７％）となっている。但し、日本からの訪台者数は、２０１３年１月から１１月までの統計では、前年比２．６％減。これは円安の影響とみられるが９月以降、回復傾向にあった。
