陶磁器ブランド・フランツの「秘蔵・フランツコレクション展」

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台湾の陶磁器ブランド「フランツ(FRANZ)」は2月24日と25日にパレスホテル東京にて「秘蔵・フランツコレクション展」を開催し、フランツの代表的な作品を多数展示した。

24日に行われた開会式には、来日していた台湾の呂秀蓮元副総統や東京スター銀行代表兼三三会会長の江丙坤氏、台北駐日経済文化代表処の沈斯淳代表夫妻、静岡県対外関係補佐官の東郷和彦氏、東京都知事夫人の舛添雅美さん、フランツの陳立恆社長が参加した。

このほどの展示会での注目作品は「登峰造極」。同作品はユネスコから2013年6月に富士山が世界文化遺産に登録されたことを記念し、2014年12月2日に陳社長が日台友好促進のために静岡県に贈呈したもの。日本の富士山と台湾の玉山がそれぞれ花瓶の表と裏に描かれており、双連瓶の造形で日台の地緑と親交を象徴している。

フランツ作品「登峰造極」
注目作品「登峰造極」。富士山が描かれた面
反対側には台湾の玉山が描かれており、日台友好を願う気持ちが込められている
反対側には台湾の玉山が描かれており、日台友好を願う気持ちが込められている

陳社長は「普通、富士山や玉山は白で表現されることが多いが、同作品は様々な色彩を使用し躍動感あふれるものになった。同作品で一番伝えたいのは、日台の友好関係を更に深めたいという気持ちだ。フランツをもっと日本のみなさまに知って頂き家に飾って頂けると幸いだ」と述べた。

フランツの陳立恆社長
フランツの陳立恆社長

フランツは2001年、台湾出身起業家の陳社長により立ち上げられた陶磁器のブランド。2002年には米国でデビューし、全米で各展示会などに参加し好評を得ている。

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