「EZ VPN Plus」で50%以上のIT経費削減が可能

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中華電信日本株式会社 周宗郃社長

―中華電信日本、周宗邰社長に聞く―

 中華電信日本株式会社が今年7月より日本企業向けにサービスを開始する高品質インターネット「EZ VPN Plus」。これは、従来の「EZ VPN」をバージョンアップさせ、国内外の企業内でより早く、低価格で様々な通信サービスが利用できる中華電信の新しいサービス。既に在日台湾企業での利用が始まっており、ITコスト削減など利用企業に好評を博している。
まず、「EZ VPN Plus」は、インターネット電話、テレビ会議機能があり、企業内のインターネット無料サービスに加えて、国際電話も一般の電話に比べて大幅に安価で利用出来る。これにより利用企業は大幅な通信コスト削減が見込める。
 この「EZ VPN Plus」の中にはICT(情報通信技術)サービスとして企業内のLAN構築、ERP、CRMなど、世界中各地に適した総合通信サービスも含まれている。このICTサービスは同社のアメリカ、日本、香港、シンガポール、タイ、ヨーロッパおよび中国大陸の12の支社が直接行う。
 さらに同サービスの中に国際クラウドサービスの基準に合わせた企業の海外市場開拓支援やHD(ハイビジョンデジタルシステム)を提供、瞬時にして潜在ビジネスチャンスを発見できる。また、HDを用いて、高画質画面を利用した国際会議が行え、パソコン以外の通信機器からも会議参加が可能。世界中どこにいても会議に参加が出来るという画期的なサービスの提供を可能とした。これにより、企業運営の全貌を把握できるというメリットがある。
 この「EZ VPN Plus」の全てのサービスのセキュリティ対策は万全なので企業のIT担当者も安心して使え、また、ITコスト削減に絶大な効果を発揮。結果、企業の競争力アップという縮図が生まれる。既に利用している在日台湾企業ではITコストの50~60%が削減できたという経済効果も出始めている。
 中華電信は全世界60都市以上でインターネットサービスを展開。全て同社専用の海底ケーブルを利用し、企業に向けて一番早くて安全なサービスを提供。中華電信日本は、2008年に開設され、今年で5年目。日本には6ヶ所(東京3、大阪1、千葉2)の交換局を設けて良質なサービスを提供している。