【橫濱訊】最新作のHarbor of Timeは、横浜市民300人以上がともに創り上げた“街の記憶を宿す香り”として話題となっている。
「台湾香水のパイオニア」とも称される P.Seven は、近年国際的な香水市場で存在感を高め続けている。2022年には代表作《暗香 Aged Tea》が、香水界のアカデミー賞とも呼ばれる Art and Olfaction Awards にてインディペンデント部門デザイン賞を受賞。創業者で調香師の潘雨晴さんは、その後も台湾文化を香りで表現し続けている。
Harbor of Timeは、横浜 をテーマにした新作であり、このほど百貨店のそごう横浜店開催した発表会で大きな反響を呼んだ。特筆すべき点は、この香水が単なる調香師による作品ではなく、300人以上の横浜市民と共に制作されたことである。香りの方向性、名称、記憶やイメージの共有まで、市民参加型のプロジェクトとして進行し、 “横浜の記憶を閉じ込めた香水”として完成したもの。

2012年の創業以来P.Seven は「台湾を瓶に詰める」「香りで文化を語る」をコンセプトに掲げてきた。特に台湾茶文化を香水として再解釈した「茶香水シリーズ」は、日本を含む海外市場でも高い評価を受けている。台湾茶、焙煎茶、東洋ハーブをモチーフにした初期作品から、近年では台湾の土地、人々、都市の記憶へとテーマを広げ、香りを通じてアジア文化の魅力を世界へ伝えている。
近年は日本市場への展開も積極的に進めており、伊勢丹新宿店、銀座三越、そして横浜SOGOなど、日本を代表する百貨店でのポップアップや展示イベントを開催。日本の消費者の間でも“台湾を代表する香水ブランド”として認知が広がっている。

新作について潘雨晴さんは「横浜を訪れた際、海風や港、赤レンガ倉庫の景色の中に、台北とどこか似た都市の温度を感じた」と語る。
港町特有の歴史感と人々の記憶に強く惹かれ、“横浜の人々の物語を香りとして残したい”と考えたという。そこで P.Seven は、初めて市民参加型の香水制作を実施。7種類の香りサンプルを用意し、約1か月にわたり横浜で「共創フレグランス投票イベント」を開催した。参加者たちは香りを試しながら投票を行い、それぞれの横浜の思い出を書き残した。最終的に選ばれたのは、「赤レンガの記憶」をテーマにした温かみのあるウッディノートだった。

香りには乾燥茶葉、港の木材、わずかに塩気を感じる海風のニュアンスが重ねられ、台湾茶香水の個性を保ちながらも、横浜ならではの歴史と港町の空気感が表現されている。
発表会では、来場者に対してP.sevenから連想する風景や記憶を書き込むアンケートも実施された。夕暮れの港、海風の吹く街並み、赤レンガ倉庫、人生の大切な瞬間――多くの人々がそれぞれの「横浜の記憶」を語り、この香水は単なる製品を超え、“街が共有する感情の象徴”へと変化していった。

潘雨晴さんは「香りを嗅いだ時、人々がどんな風景を思い浮かべ、どんな横浜の記憶と出会うのかをずっと楽しみにしていました。もはや私たちだけの作品ではなく、皆さんの心の中にある風景や記憶になり始めています」と語る

会場では同時に「夢遊台湾」シリーズも展示された。淡水や富里など、台湾各地の風景や故郷の空気感をテーマにした作品群は、日本の来場者に台湾の温かさや土地の記憶を感じさせた。
日本メディアは潘雨晴さんを「台湾から来た“茶師”の香りデザイナー」と紹介し、台日文化交流を香りでつなぐ“香りの大使”と評した。また、P.sevenについて「横浜の空気と記憶を美しく瓶に閉じ込めた作品」と高く評価。単に香水を販売しているのではなく「香りを通して文化と感情を保存しているブランド」と紹介した。
P.sevenは、近年、深まる台日文化交流を象徴するものとも言える。横浜市民の中には「この香水が横浜の新たなシンボルになってほしい」と語る人もおり、「台湾ブランドが横浜の香りを表現したこと自体に大きな意味がある」との声も上がっている。
「台湾の茶香から日本の港町へ」をコンセプトにP.Seven は“香り”という共通言語を通じて、国や文化を越えた感情の架け橋を作り続けている。それは単なる台湾ブランドの海外進出ではなく、台湾のクリエイティブと文化美学が世界へ広がっていることを示す象徴的な出来事でもある。
なお、Harbor of Timeは今年下半期、台湾でも数量限定で発売を予定している。台湾の人々もまた、この“横浜の記憶と台湾の温もり”が融合した特別な香りを体験できることになりそうだ。
2026.05.25
台灣香水品牌 P.Seven 橫掃日本 《時之港》誕生於橫濱300位市民共同記憶

【橫濱訊】被譽為「台灣香水鼻祖」的台灣原創品牌 P.Seven,近年持續在國際香氛市場展現驚人實力。繼2022年以作品《暗香 Aged Tea》榮獲有「香水界奧斯卡」之稱的 Art and Olfaction Awards 獨立設計大獎後,創辦人 潘雨晴 再度以日本橫濱為靈感,推出全新作品《時之港 Harbor of Time》,並在日本掀起話題。
此次新作不僅於 橫濱SOGO 發表後引發高度關注,更特別的是,《時之港》並非單純由調香師單方面創作,而是由超過300位橫濱市民共同參與完成。從命名、氣味票選到回憶分享,整體創作過程皆融入在地居民情感,使這支香水成為真正屬於橫濱的「城市記憶之香」。

P.Seven 自2012年創立以來,一直以「瓶裝台灣」「用氣味訴說一段文化」為品牌核心。品牌最具代表性的「茶香水系列」,成功將台灣茶文化轉化為國際市場能理解的嗅覺語言,也讓「台灣香氣」逐漸在世界香水舞台建立獨特定位。
從早期以台灣茶葉、焙茶與東方草本為靈感,到後來以台灣土地、人情與城市記憶為創作主題,P.Seven 持續透過香氣向世界介紹亞洲文化之美。近年更積極深耕日本市場,陸續受邀於 伊勢丹新宿店、銀座三越 以及橫濱 SOGO 等日本代表性百貨舉辦展演活動,逐漸成為日本消費者熟悉的台灣香水品牌。

《時之港》的靈感,來自潘雨晴對橫濱港灣城市氛圍的觀察。她表示,在造訪橫濱時,感受到海風、港口與紅磚倉庫之間,存在一種與台北相似的城市節奏與情感溫度。尤其是港口城市特有的歷史感與人文記憶,更讓她希望透過香氣留下「屬於橫濱人的故事」。
因此,P.Seven 首次嘗試讓城市居民直接參與香水創作。品牌特別設計七款不同版本的氣味樣本,並於橫濱舉辦長達一個月的「共創香氣票選活動」。參與民眾透過聞香、投票、留言與分享自身回憶,共同決定《時之港》的最終香氣輪廓。

最終,市民們選擇了以「紅磚記憶」為核心概念的暖木質調作為定案香氣。香水中融合乾燥茶葉、港灣木質與微鹹海風氣息,既保留台灣茶香特色,也呈現出橫濱特有的歷史與港都氛圍。
發表會現場,P.Seven 更設計專屬問卷,邀請參與者寫下聞到《時之港》後聯想到的畫面與記憶。許多人提到港口夕陽、海風吹拂的街道、紅磚倉庫與人生旅途中重要的片段,也讓這支香水逐漸從「作品」轉變成為一座城市共同擁有的情感象徵。

潘雨晴表示:「我一直很期待大家聞到氣味後,會看見什麼樣的風景,又會產生什麼樣的橫濱記憶。《時之港》已經不只是我們創作的作品,而是開始成為大家心中的一段風景與記憶。」

除了《時之港》之外,現場同步展出的「夢遊台灣」系列,包括淡水、富里等以台灣地景與家鄉氣息為靈感的作品,也讓許多日本消費者在香氣中感受到來自台灣的人情溫度與土地記憶。日本媒體更形容潘雨晴是「來自台灣的茶師氣味設計師」,並稱其為推動台日文化交流的「氣味大使」。
日媒《Mynavi Woman》則盛讚《時之港》是「將橫濱的空氣與記憶完美裝瓶」,認為 P.Seven 不只是販售香水,更是在透過氣味保存文化與情感。
值得注意的是,《時之港》的成功,也反映出台日文化交流持續升溫。許多橫濱市民表示,希望這款香水能成為橫濱新的城市名片,也有人認為,由來自台灣的品牌創作代表橫濱的香氣,本身就是一件極具意義的事情。
從台灣茶香到日本港灣,P.Seven 正持續以氣味作為橋樑,串連不同國家與文化之間的情感。這不僅是台灣文創品牌在國際市場上的突破,也讓世界再次看見來自台灣的創作能量與文化美學。據了解,《時之港》預計於今年下半年在台灣限量上市,屆時台灣民眾也將有機會親自體驗這款融合橫濱記憶與台灣溫度的「港都之香」。
2026.05.25























































