日本のカルビー 台湾・味全と合弁会社を設立

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 台湾の大手企業グループ・頂新国際グループ(中国・天津市)傘下にある食品メーカー「味全食品工業」(台湾・台北市)は6月26日、日本の菓子メーカー「カルビー」と合弁会社を設立することを発表した。
 
 8月に「台北カルビー食品」を台湾に設立。「カルビー」が台湾で強い販売力を持つ「味全」に技術を移転、合弁会社が「カルビー」のフライドポテトの製造・販売を独占する。生産ラインは台湾中部の雲林県・斗六に設けられ、生産開始は今年年末に予定されている。5年以内に売上高20億円、市場シェア10%の獲得を目指し、アジアにおけるスナック菓子の有望な市場である台湾での自社製品の売上高とシェアの拡大を図る。
 
 資本金2億5000万台湾ドル(約6億6000万円)のうち、味全の出資額は1億2250万台湾ドル(約3億2300万円)、出資比率は「味全」が49%、「カルビー」が51%となっている。