交流協会台北事務所が入ったビル、卵投げつけられる~台湾で尖閣諸島抗議活動~

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 日本政府が尖閣諸島(台湾名・ 釣魚台列嶼)を国有化したことに対し、島の領有権を主張する台湾の民間団体などが12日正午、台北にある日本政府の窓口機関である交流協会台北事務所前で抗議活動を行った。抗議活動を行ったのは、尖閣諸島の領有権を主張する民間団体や労働団体のメンバーなどおよそ100人で、交流協会台北事務所が入ったビルの前で、「島はわれわれのものだ」など、シュプレヒコールを上げた。また、一部の参加者は、ビルの入り口のガラスに卵を投げつけるなどして抗議。抗議活動の参加者は、このあと日本政府による尖閣諸島の国有化に反対する抗議文を交流協会の職員に手渡したという。交流協会が入ったビルの周辺では大勢の警察官が警戒に当たり、抗議活動は1時間ほどで終わった。