台湾の外貨準備高が8月に続き世界第4位を維持

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~1位中国、2位は日本~
 台湾の中央銀行(日本銀行に相当)が9月5日に発表した8月末時点での台湾の外貨準備高は、8月末より31億1800万米ドル(約2444億円)増の3942億2600米ドル(約30兆955億円)で、8月に引き続き世界第4位だった。
 外貨準備高が増加した理由について中央銀行外貨局の林孫源局長は、「外貨預金の投資運用収益が上がっているほか、ユーロをはじめとする主要通貨の対米ドルレートが値上がりして、これらの通貨別の保有外貨を米ドルに換算後、金額増加となったため」としている。
 また、統計によると8月末時点での外貨による台湾の国内株式および債券の保有額は、当日の市場取引価格での計算および預金合計で1998億米ドル(約15兆6643億円)となり、外貨準備高の51%を占めた。
 世界の外貨準備高ランキングは従来同様、第1位が中国大陸、第2位が日本、第3位がロシア、そして第4位が台湾となっている。