日台SL姉妹列車が提携1周年記念イベントを開催

0

JR北海道釧路支社は、日本と台湾間のSL姉妹列車提携1周年を記念して、今年度のSL運行最後の週末となる3月9、10日を中心に、記念事業を行う。記念イラストを活用したグッズや弁当の販売、記念ヘッドマークでのSL運行などで日台交流促進に貢献する考えだ。

具体的には、チロルチョコ(9個入り680円)、記念イラスト扇子(800円)の販売を「冬の湿原号」2号車で実施。9日(土)・10日(日)に、記念ヘッドマーク掲出の「SL冬の湿原号」の運転を実施。同SL車内にて記念弁当(800円)の販売と記念乗車証明書の配布を行う。また、9日の11:00~16:00に釧路駅2階ステーションギャラリーにて鉄道模型運転会を実施する。

この姉妹列車提携は、JRの「C11SL(冬の湿原号)」と台湾の「CK124SL」との間で、昨年3月12日に代表同士が釧路市で文書を交わした。釧路市動物園からタンチョウが無償貸与されたほか、復興航空が定期便を就航させるなど釧路市と台湾との結びつきは強い。

ちなみに、3月8日には台湾鉄路管理局の頼興隆氏を団長とする訪問団が来釧し、意見交換やSL乗車など、親睦を深める予定だ。