台湾・トランスアジア航空GE222便が馬公空港付近に墜落。48人が死亡。

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トランスアジア航空(復興航空)GE222便が馬公空港付近に墜落(写真提供:中央社)
トランスアジア航空(復興航空)GE222便が馬公空港付近に墜落(写真提供:中央社)

7月23日、台湾時間の午後7時ごろ、台湾・高雄発、離島・澎湖諸島馬公行きのトランスアジア航空(復興航空)GE222便が馬公空港付近に墜落した事故を受け、復興航空は24日午前6時半、記者発表を行い事件の詳細を伝えた。

復興航空社長による謝罪の様子(写真提供:中央社)
復興航空社長による謝罪の様子(写真提供:中央社)

トランスアジア航空によると機内には台湾国籍の乗組員4人、乗客52人のほかフランス国籍の乗客2人が機上しており、うち48人が死亡、10人が負傷したとしている。また、乗客の中には行政院文化建設委員会(文建会)に人間国宝と認定された木彫師の葉根壯氏も搭乗していたと台湾メディアにて伝えられている。

トランスアジア航空は負傷者の家族に20万台湾ドル、死亡者の遺族には80万台湾ドルの損害賠償金を支払う意向を示した。また、機内よりブラックボックスが発見されており、積極的に調査を行うために民用航空局及び飛行安全調査委員会と協力体制を整えたとしている。

事故現場に向かう交通部長(写真提供:中央社)
事故現場に向かう交通部長(写真提供:中央社)

台湾メディアの報道によると、同機は本来、23日午後4時に離陸する予定だったが、台風10号の影響により5時43分に変更され、6時30分に馬公空港に到着する予定だった。

この事件は、日本人は機上していなかったものの、日本各メディアでも大きく報道されている。

事故機体と類似したB-22815(写真提供:中央社)
事故機体と類似したB-22815(写真提供:中央社)

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