北海道の日台交流に尽力~札幌分処粘信士新処長

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札幌分処粘信士新処長

台北駐日経済文化代表処札幌分処の新処長に今年の7月就任した粘信士氏。着任以降、道内の自治体の及び各界の要人らと面談するなど精力的に活動している。「皆さんが北海道と台湾との交流を重視して頂いている」との感想を述べた。これまで、台湾との友好都市締結に尽力してきた粘処長だが、「北海道駐在中はより多くの地域との間で協力関係が結べるようにしたい」との意気込みも示している。

 特に、コロナ収束後に向けて「アフターコロナの時代には、相互交流に向け多くの新しい変化に期待したい」と話す。現在のコロナ禍では、オンラインによる小学生の交流(上川郡清水町と台中市清水区)を実施しているが「モニターを通して互いの情熱は伝わっている」とし、「コロナ収束後は道内の学校から台湾への修学旅行の誘致企画や相互交流も積極化させたい。再開に期待しています」と話した。

 粘信士処長は1985年台湾外交部入省。台北駐日経済文化代表処横浜分処処長等を歴任。前任は台湾外交部東部弁事処処長。