日本、3月に水際対策緩和、入国待機時間3日間に短縮

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岸首相は2月17日に首相官邸で記者会見し、3月から水際対策を緩和すると発表した。1日3500人の入国者総数を5000人に引き上げ、ビジネス目的と留学生の新規入国も段階的に認める。また台湾を含め感染リスクが高くない国・地域からの入国者が3回のワクチン接種などの条件を満たせば、自宅やホテルなどでの待機時間が現行の7日から3日に短縮する。

 新型コロナウイルスの広がりにより、日本は2020年3月から厳しい水際対策を実施しており、2020年9月と2021年11月に2度と緩和させたが、感染が再び拡大したことですぐ緩和措置を取り消した。

 これに対し、1月にアジア各国の日本大使館の外では、日本留学を志願する学生が集結し、1日早く新規入国の容認を呼びかけていた。日本メディアの統計によると、入国資格を取ったにもかかわらず、水際対策に阻まれて入国できない外国人の数は37万人にのぼる。

 日本メディアによると、入国人数を引き上げるほか、入国手続きも簡素化し、ビジネス目的や留学生などには事前審査がなくし、厚生労働省に書類提出を一本化する予定だ。

 台湾からの入国待機が3日に短縮することに対し、台湾の中央防疫センターの陳時中総指揮官は台湾メディアの取材に応じて「台湾の防疫対策の肯定だ」と返事し、日本政府の決定に謝意を示した。