友好都市5周年記念、謝代表が富士宮市を訪問

0
開催式の記念撮影

台湾台南市と友好都市提携している静岡県富士宮市(須藤秀忠市長)で、現在開催されている「民芸品の展示会」に台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表、台北駐日経済文化代表処横浜分処処長張淑玲が4月4日、訪れた。須藤秀忠富士宮市長とテープカットを行うなど開催を祝した。

民芸品の展示会の開催式の様子

 富士宮市と台湾の芸術家や学生などが制作した民芸品の展示会で、富士宮市が台湾の台南市との友好都市5周年を記念して富士宮市役所で開いたもの。

駐台代表泉裕泰の作品

 会場には、東日本大震災の復興支援で世界各地で開かれている福島県の縁起物「起き上がりこぼし」の展示プロジェクトに参加した、台湾と富士宮市の芸術家、高校生などの作品170点ほどが展示され、富士山を表した作品や折り鶴を全体にちりばめた「起き上がりこぼし」が並べられている。

 このほか、在日ウクライナ人の子どもたちの作品やプロジェクトに賛同した日本漫画家協会に所属する漫画家の作品なども展示されている。

台湾芸能人黄子佼の作品

 富士宮市市民交流課の手塚誠也主事は「時勢的に国際交流はなかなかできないが、作品展として実現したので、多くの市民に鑑賞していただきたい」と話した。展示会は4月28日まで。