宮古新報と八重山日報の両社長が本社を訪問~「日台文化交流新聞協会」発足

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懇談後の記念撮影

沖縄県宮古島と石垣島を拠点とする宮古新報(新城竜太社長)と八重山日報(宮良薫社長)が4月21日台湾新聞社を訪れ、本社と地方新聞二社が連携して「日台文化交流新聞協会」の発足を締結した。代表者及び具体的な活動は近く詰める。その後、三社による懇談が催された。

 冒頭、台湾新聞が5月号の本紙で創刊300号を迎えるにあたり、両社長からの祝辞があり、錢妙玲社主はこれに感謝の意を表した。また、今後のさらなる交流と情報提供の協力体制を確認した。

 「宮古島は地理的に本州より台湾が近い。台湾人も多く居住しています。ネット社会に傾斜しつつある現在ですが、活字媒体による情報提供の必要性から互いに情報共有したい。特に宮古は教育に力を入れています。将来に向けて台湾新聞社と交流をさらに深めたい」(新城竜太社長)と話した。

 一方、宮良薫社長は「石垣島も台湾と距離は近く、多くの台湾人が居住しています。頑張っている台湾人向けにその暮らしぶりや情報を提供していきたい。そして紹介もしたい。台湾新聞社と共に情報発信してきたいです」と話した。

 錢社主は「今般は遠路より弊社までお越しいただきまして感謝します。沖縄地域の方々とともに、日台文化交流新聞協会が発足でき、台湾を応援する共通の目的が確認できました事は嬉しい限りです。さらにもっともっと、地方にも台湾の情報を届けられれば嬉しいです。この様なグループの輪を、地域の新聞社と連携して広げていきたいと思います」と感謝した。