世界保健デーの日にお茶を飲むイベント~日台オンラインで開催

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オンライン茶会の記念撮影

 台湾茶協会は6月23日、鳥取県鳥取市で日台オンライン茶会を開催した。「世界保健デーの日 お茶を飲む日」~特徴がある台湾茶を飲もうシーズイベント~の一環として、日本台湾文化芸術交流会と台湾彰化大葉大学、裏千家淡交会鳥取支部、鳥取県交流人口拡大本部観光交流局交流推進課の協力を得て開催したもの。

裏千家淡交会鳥取支部石谷孝二支部長のご挨拶

台湾側は清朝時代、日本統治時代の歴史的な建物である台中の霧峰林家を会場にした。日本台湾双方の古い歴史を感じる街でお茶を楽しむ内容で、主に日本の茶道、台湾の茶法の背景や作法を相互に紹介し、日本側が裏千家淡交会鳥取支部の金澤宗秀幹事長が主人となり、お点前を披露。茶道具の説明などがあった。

台湾茶協会李世傑理事長のご挨拶

その後、台湾側から霧峰林家の説明に続いて台湾の伝統文化である跳加官(旧時、演劇の幕開け、また、途中で高位高官が来場した時に演じられる舞踊)が披露され、台湾茶の茶淹れの演出もあった。

霧峰林家宮保第園區林俊明董事長のご挨拶

なお、主催者は、台湾茶協会李世傑理事長、霧峰林家宮保第園區林俊明董事長、行政院農業食品生産課鄭永青主任、霧峰林家の方々、台湾彰化大葉大学食品健康科学科許文光助教授、台湾彰化大葉大学の方々、裏千家淡交会鳥取支部石谷孝二支部長、金澤宗秀幹事長はじめ裏千家淡交会鳥取支部の方々、鳥取県交流推進課横山千紘係長、史耘国際交流員らに向けて企画の協力に感謝した。

跳加官の披露

日本台湾文化芸術交流会の蔡欣珊会長は「今はコロナウイルスの蔓延により両国の往来が難しい状況ですが、収束後は是非、日台双方が合同で茶会を開けることを心より願っています」と述べ、イベントを締めくくった。