ジェイ・チョウの最新アルバムが年間売上世界一、華語で初

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ジェイ・チョウの最新アルバムが年間売上世界一(写真:中央社)

台湾歌手ジェイ・チョウ(周杰倫)の所属事務所は3月28日、昨年7月にリリースしたアルバム「最偉大的作品」が、国際的音楽業界団体「IFPI」の2022年世界のアルバム売上ランキングで1位を獲得したことを発表した。華語歌手が同ランキングで首位になるのは初めて。

周氏は台湾の人気番組で同級生の伴奏を務めて音楽の才能を見い出され、2000年に『Jay』でデビュー。その後歌手、俳優、作曲家などの活動を通じ、若者を中心に華語圏で絶大な人気を誇る。

周氏は事務所を通じて声明を発表し「欧米の方々にとってジェイ・チョウはハリウッド映画『グリーン・ホーネット』のカトー役を演じた者であり、日本の方々にとって『頭文字D THE MOVIE』の藤原拓海役を演じた俳優でもあるため、歌手でなく俳優のイメージが強い」とした上で「この首位を獲得したことは、自分の音楽は時代を超えた証明だ。デビューからファンの熱い応援を感謝したい」とコメントした。また将来の作品について「音楽と魔術は国界を超える。これからは違う言語を作品に入れ、自分の音楽をもっと広げていきたい」と意気込みを語った。

IFPIのモールCEOは「ジェイ・チョウは20年にわたって自分の才能を証明し、世界各地のファンと厚い友情を作った」と説明した。