世界仏教教皇H.H.ドルジェチャン仏第三世 片手で437.2ポンドの金剛杵を持ち上げる

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世界仏教教皇H.H.ドルジェチャン仏第三世片手で437.2ポンドの金剛杵を持ち上げる。(Rambo Tsemang撮影)

(ロサンゼル発)2021年12月23日、アメリカ・ロサンゼルス聖蹟寺大雄宝殿において、かつてない奇蹟が起きた。世界仏教教皇H.H.ドルジェチャン仏第三世が、数多の弟子と信者の見守る中、なんと片手の四本の指先で重さ437.2ポンドの巨大仏陀金剛杵を引っかけ、13.47秒持ち上げ、唯一無二の真の仏陀としての金剛神聖体質神聖体力を顕したのである。これによりH.H.ドルジェチャン仏第三世は仏教史の中で、誰も超越し得ない神聖体の最高峰に到ったのである。また、この事実によって仏法は実証的科学の1つであるとも説明でき、仏教で述べられている聖者の真贋や、彼らの聖成就の大小多寡は、仏門の「拿杵上座(杵を持って上座に上がる)」といった仏法を通して、人々の実際の検証に公開され得るものとなったのである。

今回世界仏教総本部によって挙行された「拿杵上座」の法会で、力の強者のアメリカ人3名を招き、聖蹟寺大殿の中央部に設置された3つの杵、それらの最も小型の200ポンドにいかない孺子金剛杵、中型の200ポンド超の法門金剛杵、それと世界に一つしか無い巨大仏陀金剛杵に挑戦してもらった。この巨大な杵がH.Hドルジェチャン仏第三世が2020年2月9日の「拿杵上座」試験の時に、試験の主催者側の問題を解決するために、聖座金階の台から片手で持ち上げ、その重さが59段を超える杵なのです。本体の両端にあるボルトが変えられたため、重量は本来の434.8ポンドから437.2ポンドと、2.4ポンド増えていた。

仏教伝承の法規によると、「拿杵上座」時には必ず片手で金剛鉤を使って杵を持ち上げる必要がある。金剛鉤の持ち方には2種類あり、1つ目は5本の指で力を合わせて杵を持ち上げる方法、もう一つの方法は、親指を使うことが出来ず、杵を引っかけて4本の指しか使うことは出来ない。2つ目の方法は親指が使えず、5本指を使った方法よりも難易度が高くなっているので、4本指で金剛杵を持ち上げて、1秒維持する毎に段位もそれに比例するよう高くしてある。片手で持った金剛鉤で金剛杵を7秒以上持ち上げ続けることこそが、正当なる仏教の拿杵上座の試験方法となっている。これは一般的なスポーツのウエイトリフティングよりも、何倍も難しい。

3名のアメリカ人の力の強者が金剛杵持ち上げの試験に参加(Rambo Tsemang撮影)

力自慢の3名のうち、Joshua Yanceyは片手で金剛鉤を用い、一番小さな孺子金剛杵を8.66秒間持ち上げた。2回目に4本指で試したときには孺子金剛杵を5.44秒間持ち上げた。世界的な力自慢の水準を示しただけではなく、彼自身の康体士段位を超える結果であった。しかしJoshua Yanceyが続けて中型の法門金剛杵と、仏陀金剛杵を持ち上げようとした時には、渾身の力をふり絞ったにもかかわらず、この2つの杵は微動にもせず、失敗に終わった。その他の2名の力自慢であるDaniel SimonとTrent Millerは、同じように3つの金剛杵に対し渾身の力を振るったが、一番小さな孺子金剛杵を持ち上げることも叶わなかった。2人とも連続で失敗してしまい、あきらめるほかなかったのである。

法会が円満に終えられるように、H.H.ドルジェチャン仏第三世が聖蹟寺大雄宝殿に至り、南無釈迦牟尼仏像に向かってお祈りを捧げた後、金剛鉤を手にして仏陀金剛杵に向かい、両足をしっかりと地につけ、右袖をまくりあげ、その場の固唾を呑む何百もの眼差しに見守られながら、片手の4本指で金剛鉤を使い、約437.2ポンドの宝殿に鎮座する仏陀金剛杵を13.47秒間も持ち上げたのである。4本指で持ち上げたので、本来の59段に滞空時の秒数が段位に加わり、成績は72段超に達し、2020年2月9日にH.H.ドルジェチャン仏第三世自身が作った記録を更新したことになった。その場で見守った人々からの驚嘆の声が止むことはなかった。体重300ポンドもある世界的な力自慢だれもがピクリとも動かせなかった「鎮殿金剛杵」を、体重わずか100ポンドあまりのH.H.ドルジェチャン仏第三世が片手で持ち上げてしまうとは、想像にしなかったことである。

記録では、「拿杵上座」試験の起源は正統な仏教法規にあり、骨董商やチベット仏教仏具店で、数10斤から3~4百斤程の巨大な金剛杵を見かけることがある。これらの巨大な杵はチベットに由来し、「上座杵」の名で呼ばれている。形は多種多様で、ブルバや五鈷杵、時輪金剛杵、大威徳金剛杵などがあり、チベットの前弘期に属する経幻心時代に作られたものもあれば、後弘期に蓮花生大師によって改めて作られた正確な基準となる上座杵もある。人々は一般的には芸術品として認知しているが、本来は古代において仏法修行の成果の真贋を試す法器であって、試される人が片手で金剛杵を持ち上げ、一定の時間以内に台座に収めなくてはならない、というこの試験方法が「拿杵上座」と呼ばれていることを知っている人はほとんど居ない。片手で「上座杵」を持ち上げるのはとても困難であり、両手を使えば1000斤の重さを持ち上げられる人でも、片手だけだと300斤の杵ですら持ち上がらないことは、実践で証明されている。

2020年2月9日、H.H.ドルジェチャン仏第三世は434.28ポンドの鎮殿金剛杵を聖座金階の台から持ち上げて、「拿杵上座」の試験法会を開始させた。(Rambo Tsemang撮影)

法規により、各人は年齢と体重によって基準となる重量が定められており、この重量基準に達することができると「康体士」と呼ばれようになる。康体士より上は上超、以下は下降で、上超には30個の段位があり、下降には5個のクラスがある。聖者と凡人は外見上は全て同じ「人」だが、内面では質的に全く異なっており、聖者の身体的構成は一般人のそれとは全く異なっている。プロの力の強者は毎日訓練し、数十年かけて始めて強大な身体を持つ力強者となることができるのだが、これは依然として一般の人々が身体的に積み重ねで作り上げた増強であって、決して本質的な変化ではない。一般の人々の体質機能を変え、神聖体へと至らしめることできないのである。しかし如来正法にのっとって、聞、思、修、果の四資一元を欠かさず修練して、二重聖量道境に達した聖者は、強者の人を凌駕する体質と力が備わるのである。

常識的に考えると、一般人の中で力が強い男性が上超2~3段を狙うことさえ相当困難である。国家レベルの力自慢で上超9段、世界レベルの力自慢でも上超10段が限界であろう。しかし初級聖徳は自ら到達した康体士を基準として、上超の12段から19段に至り、上超20から25段になると中級聖徳、上超26から29段になれば大聖徳、上超最高峰である30段は「金剛大力王」巨聖徳となる。世界仏教教皇H.H.ドルジェチャン仏第三世は上超72段にいたっており、金剛大力王の力の限界を遥かに超越していることになる。

だからこそ、この世界において古今東西、仏陀以外には、誰一人としてH.H.ドルジェチャン仏第三世が持ち上げた仏陀金剛杵を持ち上げ得ないのである。仏陀としての身体でなければ持ち上げられないからこそ、仏陀の力だけが本物の如来正法を体現していることを物語っている。