台湾経済部中小企業処視察団、日台間の食品に関する提携加速に期待

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記念撮影

台湾経済部中小企業処率いる都会地方振興・販路視察団らは8月25日、東京・池袋にて中華食品店「友誼商店」の視察及び在日華僑の飲食関連企業代表らとの交流会を行い、日本現地の飲食業界への理解を深めた。同視察・交流会は台湾新聞社と一般社団法人日進人材協会の共同主催によるもの。

程道琳組長のご挨拶

 同処経営補導組の程道琳組長は「私たちが担当する中小企業の多くは台湾の飲食や食品に関連する企業だ。今回の視察でより多くの日本の代理店や商社に台湾の優れた商品への理解を深めて頂くことを目標としている。この度の視察を通じて、様々な提携の可能性を秘めていることを確信した」とした。

記念品交換

 また、程組長によると、同視察団メンバーの食品メーカーの商品はすでに日本での食品関連の検査を通過しており、これまで優れた台湾食品を探していた日本の輸入業社との提携を加速できようになったという。

錢妙玲社長のご挨拶

 なお、同交流会の主催者である台湾新聞社の錢妙玲社長は程組長に対し、日本市場では台湾の様々な業者が提携し一括して台湾商品をPRしていくことが大切である旨を伝えた上で、同処との将来的な連携に意欲を示した。

「友誼商店」の視察

 同視察団はこのほか、8月23日には品川にて今年で3回目の開催となる台湾食品セミナーを執り行い実際に日本の商社やメディアとの交流を図ったほか、同じく23日から25日の3日間は羽田空港にて15社60商品の展示販売を行い、日本の一般消費者らにも台湾食品を紹介した。