日総と東京和僑会、日台経営者交流会開催

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日本・台湾経営者団体交流会が開催

日本と台湾の経済貿易交流を促進するため、日本台湾商会聯合総会(錢妙玲総会長)と東京和僑会(三浦忠会長)が12月2日、東京で「日本・台湾経営者団体交流会」を開催した。台湾の蔡明耀駐日副代表、林春壽経済部部長、日本の沼田幹夫前駐台代表らが参加し、会場を盛り上がらせた。

日本台湾商会聯合総会の錢妙玲総会長

錢妙玲総会長は挨拶で「総会長就任前からすでに和僑会と連絡を取って、今回の交流イベントについていろいろ意見交換した」とし「本日の交流会を通じて日台双方の関係を一層深化していきたい」と語った。

和僑会の三浦忠会長

一方、三浦忠会長は「『和僑』というのは海外駐在の経験を持つ者や今でも海外駐在している者に指す」と紹介。「和僑会は台商会のように、海外の経験を持つ日本人の中に緊密な交流を結び、互いに支え合う」とし、日総との交流を通じて海外ビジネスの開発の飛躍を狙っている。

沼田幹夫前代表も世界最大の半導体受託製造企業、台湾積体電路製造(TSMC)による熊本工場の建設について「熊本に活力をもたらした」と感想を述べ、日本と台湾の間には強力な絆があるとした。

交流会

なお、交流会では定時的位置交換制を取って参加者たちのコミュニケーションを促進した。参加者によると国籍を問わず、意見交流ができて大変有益な時間を過ごしたという。