【千葉訊】台湾嘉義市の嘉義市立蘭潭国民中学は5月20日、教員6人と生徒20人が同24日までの日程で訪日し、同22日に八千代市立八千代台西中学校を訪問して交流を図った。近年、台湾の中学生による日本への海外研修は増加傾向にあり、今回の交流は、過去に実施された「嘉義高校」と「日本側教育機関」との国際交流の縁がきっかけとなって実現したもの。

歓迎セレモニーは同校の一年生全員が参加して体育館で行われた。校長からの挨拶や代表生徒による歓迎の言葉もあり、特に学校紹介では、日本語・英語・中国語の3か国語が話された。校歌斉唱が会場を包み、その後、台湾側も日本語と英語を交えながら、台湾や嘉義市、学校、美術クラスについて紹介した。さらに、日本語と英語の歌が披露されると、生徒らは台湾と日本の旗を振り、体育館は温かな空気に包まれた。

交流は授業体験も行われた。生徒らは4グループに分かれて音楽、数学、理科、英語、書写などの授業に参加。言葉の壁を越えられるよう、日本側の教職員による工夫やグループワークでの協力が随所に見られた。その後は給食体験も行われるなど、日本の学校文化を直接体感していた。
最後のお別れセレモニーでは全校生徒による合唱「夢の世界を」が披露され、台湾側の教員と生徒らは感極まっていた。

交流に参加した蘭潭国民中学3年の黃馨霈さんは「日本の生徒たちは発表をしっかり見てたくさんアイコンタクトをしてくれた。学ぶことが多かった」と話し、洪碩謙さんも「交流への熱意や授業中の真面目な姿勢が印象的だった」と語った。
一方、日本側の生徒らも「やってよかった」「自信がついた」「言葉が違っても気持ちは通じた」との声が上がり、国際交流を通じた成長が見られた。八千代台西中学校の茂呂校長は「生徒たちに素敵な出会いと経験を与えてくれた」と交流の成果を語った。
台湾では、政府も国際交流を積極的に支援しており、今後も中学生世代による日台交流のさらなる広がりが期待されている。
2026.05.25
























































