電子版接種証明が12月28日から提供開始

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電子版接種証明

台湾衛生福利部中央流行疫情指揮中心は12月27日、新型コロナウイルスワクチン接種証明書の電子版の提供を同28日に開始すると発表した。専用サイト(https://dvc.mohw.gov.tw)に本人確認する事で証明書のPDFデータがダウンロードできるもの。

本人確認は台湾籍の場合は身分証番号と健康保険証の番号、パスポート番号など。外国籍の場合は居留証番号のほか、健康保険証の番号または出入境許可証の番号、パスポート番号のいずれかが必要となる。接種証明書に加え、検査証明書のデータも取得可能という。いずれもEUで使用される証明書の基準に準拠しており、EU加盟国に入国する際は紙の証明書またはモバイル端末に保存した証明書のQRコード提示することでワクチンの接種歴が証明できる。

なお、台湾にあるEU代表部に相当する欧州経貿弁事処(EETO)は、台湾の電子証明書の効力を12月22日から認めると前日の21日発表していた。